時は五日前
ヤンイルは四人の猛者達に激励のメールを送る

件名 忘れっぽい、ただ盛っているキミたちへ
本文
こんばんわ。諸君。
今日、今この時にメールを送ったのは他でもない
「predatorバースデイ計画」のためだ。
私は今日、predatorのプレゼントにとあるコスチュームを購入した。
その時は…コスチュームを買った瞬間は満足した…
しかし!
時がたつにつれて、まだ!まだ何かが足りないと思いだしたっ!
君達は忘れてはないはずだ!predatorから受けた恩恵の数々を!
それをプレゼント一つで終わらしていいのか!?キミは満足か!?

そぅだ。友よ…俺たちの嫌がらせ…もとい、熱き想いはこんなもんじゃないはずだ!
故に、日曜日の夜までにpredatorへのプレゼントを君達に用意していただきたいっ!
コンセプトは「オタクっぽく本気で嫌がりそうなもの」っ!
predatorへの熱き想いを形であらわすのだ!
購入するのに勇気がいるものならば俺を呼べ!
とにかく、日曜日の夜までに一つ用意していただきたい!
俺たちの、いらん事師の実力とpredatorへの想いの大きさを
本人にぶつけてやろうではないか!!

終り。

皆の結束力は一段と増した瞬間だった。
小学生だったあの時
inoQの家で毎日のようにゲームした。

中学生だったあの時
Kingの家で集会を開き、エロの限りをつくした。

高校生だったあの時
学校が違っても、クラスが違っても、部活が違っても…
友情は薄れる事なく、むしろ深まっていくばかり…
クダラナイ事の限りをつくした。

ヤンイル

inoQ
キング
752
predator

6人集ると
必ずそこに笑顔があった

6人で過ごす時間は

当たり前のように
笑い、悲しみ、喜びを

共に共有しあっていた。

毎日が夢のように楽しかったあの日々

ある時、だれかが言ったんだ。

誕生日くらい
あいつに…
友達でいてくれることを感謝をしないか?

そのたった一言が

こんなことになるなんて…


2008年夏

それはある一通のメールから始まった。
predatorの誕生日2週間前

752からヤンイルへ一通のメール
内容はpredatorの誕生日が近いということ

ヤンイルは衝撃をうけた。
そぅ、もう時は迫っていたのだ。
ついにこの時がきた。
ヤンイルは歓喜に震え返事を返す。



「あえてpredatorへのプレゼントはなしで(はーと)」



不器用な愛情表現である。
752から返事が返ってくる



「了解」

〓〓〓〓〓〓〓〓〓

時が過ぎ
752からまたメールが来る。
内容は今回のプレゼントのコンセプトである。
色々な議論がなされた結果

オタクっぽいものと決定。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓
ルール

金のエンゼルが出たら勝ち。

人間の最低限のルール。「食べ物は残さない」にのっとり、一箱全て食べきってから次の箱をあけることとする。

プロジェクトKyoro-chanの場合のみ他の飲食可

銀のエンゼルはゴミとみなす。
故にこの戦いでは銀のエンゼル5枚=金のエンゼル1枚というゆとりルールは適応されない。

店にある在庫を食べ尽くして引き分け
それ以外は負けとみなす。






2008年第一回目の戦いは大敗に終わった。

俺達は未熟だった。

減らないチョコボール。

出ない金のエンゼル

迫り来る、睡魔。

負け戦は語るに値しないのは重々承知だが、これだけは言わせていただきたい。

我々は未熟だった。

=======
食べたチョコボールの数90個