しかし、ヤンイルが我にかえる。

「まて!今日は記念すべき19歳の誕生日…その日にお前は…そのコスチュームを着てくれるというのか!?今ならまだ間に合う!考えなおして--」
「これを着ないで、なにが漢かっ!!!」

一気に部屋が静まり返る。

「俺は…
今日お前達に本当に感謝してる…
ほんとうだぜ?

こんな…鮮魚が丸ごと一匹入ってるハンバーガー…見た事ねぇ…///
しかも普通のハンバーガーでなく、フィレオフィッシュバーガーときたもんだ……今夜は眠れそうにもねぇ…
さらに…この752から授かったフィギア…俺が三ノ宮に行く度に「とらのあな」でガラスケースごしに視姦していたフィギアじゃないか……
こんな素晴らしいモノをもらって感謝をしない訳がない…
俺は漢だ…
漢は熱く生きなければならない
情にあつく生きなければならない
そのことを改めて、お前達に気付かされた…
こんなこと…
恥ずかしくて、なかなか言えないけどよ…
俺は…本当にお前達が大好きだぜ。」

そう言い残し、predatorは部屋を出た。

その時、俺達は確かに感じたんだ。
確かな、強い友情を。



どれだけ時間が過ぎただろうか

predatorはあのコスチュームを着て現れた。

その時の顔には恥じらいが少しあるものの、満面の笑みがあった。
そして
この誕生日会に集った漢達の顔にも全員、満面の笑みがあった

こうして最高の誕生日会は
最高の笑顔で幕を閉じたのだ。

fin

「predator生誕19年周年をむかえる今日!
俺達は集った!俺はそのことを誇りに思う!

しかし!諸君!君達に問いたいことがある。

君達は幸せか?
たしかに…友達の誕生日に幸せでない輩など、真の友達ではない!

しかし…罪深きかな…俺たちは欲にまみれた人間だ…
正直…これだけやったんだから見返りというものが欲しいはず…
誕生日を迎えた本人に何かしてもらいたくはないか!?」

一同は静まり返る。
そして、あるひとりの漢
ゴロー大元帥閣下が沈黙をやぶる

「たしかに…正直に言うと物足りない感じはする…
俺が丹精込めて…愛情込めて作ったリアルフィッシュ・in・フィレオフィッシュバーガーもpredatorの心のなかに、5分ともたなかった気がするよ…
しかし、本当に…本当に俺達の気持ちが伝わったのならば…何かしてもらいたい…気持ちは…ある…」

ヤンイル「そうだろう?
見たまえ!諸君!これが人間の本来あるべき姿!

しかし、恥じることはない!そんな悩みを一掃できる、あるモノを俺は持ってきた!!」
predatorは袋から
その、あるモノをとりだした

そこには誰もが知っている衣装があった。


まさかのプリキュア5


そう。まさかの対象年齢11歳以下の
身長120センチまで
女の子にしか着れないであろう
そのコスチューム。

それを172センチの漢(少々肥満ぎみ)に着せようとする
このチャレンジャー精神。

誰もが絶望に陥っていた。
こんなコスチュームを
あのpredatorが着てくれるはずもない。
誰もが絶望に陥っていた。
記念すべき19歳の誕生日。その日に過去最大とも言えるような

汚点
…残すはずがない。
誰もが諦めを感じていた
その時に
predatorが重い口を開く。
「わかった。少し待っていろ。」

一同歓喜した瞬間だった。


predatorの誕生日 一日前

ヤンイルは最後に激励のメールを送る。
件名 おはよう諸君
本文

清々しい朝。みなは良く眠れただろうか?
さて
例の計画「PTA計画(predatorに・とても大きな・愛を計画)」の実現がいよいよ明日になった今日。みなはどうおすごしだろうか?
明日はおそらく過去に前例がないほどの忙しさになることが予想される。十分に休養をとってくれたまえ。さて
明日の実行時間だが、夜9時に行いたいと思う。
その時間帯はあいにくの雨だが、俺たち漢には雨で熱意を失う輩はいないはずだ。
集合は踏切下のゴミステーション前としよう。さて、諸君。
俺たちは、あの偉大なるpredatorに様々な恩恵を授かってきた。しかし!その俺たちは恩恵を受けたまま…
親友だからといって…
どうせpredatorだからといって…

そのまま放置。御返しをしていないではないか!?
これは許されない事態だ!
俺たち漢は義理深くなければならない。
気高く生きなければならない!

明日は来たるpredatorの誕生日!
俺たちの「粋」をみせる絶好のチャンスである!!
偉大なるpredatorに全身全霊をこめて!!!

恩返しをしようではないか!!!
終り


時は当日九時 集合時間

集ったのは

ヤンイル



キング
招集は絶望的である。

inoQはボウリングの試合

752は勢い余っての単騎フライング

しかし三人の漢達は気にしない。

言うなればこれはまさに

逆境

今回参加できなかった漢2人の熱き魂は三人がしっかりうけとっている。
三人が奮起しないでどうする!?

人数は関係ない!
要は気持ち!

熱き思いを
predatorに伝える事ができたならば…

これほどすばらしいことはない!

三人は煮えたぎるような熱き思いを胸に
predatorの家に到着し
predatorの部屋に入る

そこでヤンイルは呆然とするpredatorを前に言葉を放つ。