はじめてのアポ
3出撃目にバンゲしたキャバ嬢だったが
なぜかひょんなことから
死番復活し、とんとん拍子で
アポにつながってしまった。
ついに俺のストアポ童貞を捨て去る日が
やってきたのだ。
しかしストからのアポなんて何をしたらいいかわからん。
まったりチキンにお茶でもすればいいのか。
それともオトナなら当然居酒屋→バーで酔わせるか。
ナンパ師の憧れ、カラオケ→ギラ→即狙いコースか。
そんなごちゃごちゃを考えていたら
もうめんどくさくなってしまって
予定をキャンセルしてしまおうとか
更にワケのわからないループに陥りつつも
とりあえず待ち合わせ場所へ向かった。
しばし待つと待ち合わせ場所に現れる彼女。
うん。
すげー可愛い。
こんな若いコとお茶なんて
おじさん夢みたいです。
…などと本当にオッサン丸出しの考えで
頭が満たされる。
だって普通に生きてたら、
普通に会社いってたら、
アラサー独身野郎が20歳の女の子(カワイイ)と
お茶する機会なんてまずうまれないだろう。
若干舞い上がりながら
結局近くのしゃれたカフェで
お茶をすることにした。
そこからなんと話し込むこと4時間。
あっという間に時間は経過し
帰りは彼女の肩を抱いて駅へ向かった。
今の俺はこれ以上のスキルももちろんないのだが
もうあとは時間の問題だと思ったので
あせらず本日はここで解散だ。
普通に可愛いコなので
このまま彼女としてお付き合い出来たら嬉しい。
もはやナンパ師じゃなくて
ただの舞い上がったアラサー独身野郎であるが
このまま初ゲットなるかこうご期待。