私にとって、前回書いた『Win×Win』より、しっくりくるのは『お互い様』ですね。
何か、教えて欲しいこと、協力してほしいこと、そういう事があれば、お約束して会いに行きます。

で、コチラの用件が終わったら『何か、今困っている事ないですか?』と質問。
そこで聞いた内容に、その場でアドバイス。
そのお相手が全く、未経験だったり、言葉で聞いてもイメージがわかない(出来る気がしない)内容だった場合には『おそらく2~3時間あれば、出来ると思うので、一緒にやりましょうか』『普段、こういう事を仕事としてやっているんですが、この件は、わざわざ時間をとっていただいた事への私からの御礼なので、モチロン無料で』としています。

 

今、社外取締役や顧問として経営に関わっている会社のお客様へ営業として訪問する際にも、『今、〇〇に力を入れております』『端的に申し上げると〇〇の仕事くださいという事ですね』とコチラのお願いを、まずシンプルにお伝えします。

『じゃあ〇〇とかも出来る?』と聞かれた場合に『それなら、〇〇より△△した方が良いんじゃないですか』とお客様目線で役に立ちそうな情報提供すると、コチラがお願いに伺ったのに『ありがとう』と感謝されたり、翌日に別件で仕事の依頼がメールで入ったりしています。

まず『お願い』、その後『御礼(お返し)』パターンです。
『下心があって来ました』『けど、それだけでは帰りませんよ』『何ぞ、お役に立って帰りますんで』スタイル。

そうすると、お客様とアポイントもとりやすくなり、目的も冒頭でスグ、場合によっては電話で伝えてありますので、面談時間も短く済みます。

これが私の『お互い様』。