ウクライナ戦争、パレスチナ紛争、円安、物価高。
世界的にも様々なことが急激に変化していく世の中ですので、『やるべき事』も多く、『今日もやるべき事に全く手をつけられなかった』と、『気持ちは焦るが全く進まない』という思いで仕事に取り組んでいらっしゃる方も多いかと思います。

私も法人代表者に就いていた頃は『いかに、付加価値を高めていくか』という経営、『社員教育や仕組みによって、人づくりをすすめていく』という運営、『今日の欠員をどううめるか』という対応に追われて『誰か、やってくれるなら、一つに集中したい』という気持ちが沸き上がって、なかなか『やるべき事』が進まなかった記憶があります。

先代経営者である母が存命の頃、聞いたことがあります。
『お母さんは大阪から片道2時間30分かけて通勤』
『子供4人育てながら、当時関わっていた健康体操の組織運営もあるのに、よく20年以上やってこれたな』

母からは
『どんな大きな球も、毎日1ミリずつ転がしていけば、いつか大きく転がるようになる』
『ポイントは「まとまった時間があったらヤル」のではなくて、「出来るだけ早く手をつけて、毎日、少しずつでも、やり続ける」こと』

『雅人はやり始めるまで、腰が重いな』
『まず、着手することが大事』
『やり始めてしまえば、意外に進んだりするもの』と言われました。

何事も『先送りグセ』で、期限ギリギリになって初めて手をつけるという習慣で生きてきましたが、『まずは、着手する』こと、調べてみるだけでも、その場で行なうことを心掛けています。

そして、最初の1歩を踏み出した自分を褒める(認める)事もやっております。
『よくやった、私』です。