今、こども食堂立ち上げ支援をやっておりまして、先週3/23はプレ開催でした。
私はカレーライスを作りましたが、メインは『食べる事』ではなく『こども達の居場所づくりと交流』。
その手段の一つが『食事』という位置づけになります。
で、その交流でやったのが『好き・嫌いゲーム』です。
ワークシートに『好きなもの』『嫌いなもの』をそれぞれ書いてもらい、その内容と『ナゼ好き(嫌い)なのか?』と理由も含めて隣の人とシェアした野田、発表。
そしてメインはココから。
嫌いなものから1つ選んで『語尾が好きとか楽しいとか良いとか、プラスの表現になるように文章を考えて』として、事例として『〇〇をやるのは、気が進まなかったけど、終わらせてみたらスッキリした』と挙げました。
大人からは『その事例やと、こども達分からんで、難しいんと違うか?』と意見が出ましたが、主役の小学生たちは『ウン、分かった』と言って、スグ書き出しました。
女の子は『注射は嫌いだけど、後でご褒美もらえるから嬉しい』
男の子は『1人でやる運動は苦手だけど、皆んなでやる大縄は楽しい』
なんて発表してくれました。
『好き・嫌い』もワークシートの枠に入りきらないくらい沢山書いて、裏面には絵まで描いてくれました。
一方、大人はそれぞれ1つだけという人も含めて、少ないですね。書く数が。
自分自身が『何が好きで、何が嫌いか』も分からなくなっているんですね。
あと『人からどう見られるか?』を無意識に考えているので、書けない面もあるでしょう。
『自分の考えを素直に感じたまま、紙に書いてみる』のは、我々、大人こそ必要かもしれません。
素直で、真っ直ぐなこども達と接して、あらためて『自分の好き・嫌いを正直に感じたまま出す』事の重要性を実感しました。
あれこれ考えずに『素直に感じたまま』
たまには良いんじゃないでしょうか。