『世の中おかしいな』と思う事、ありますよね。
私の場合『スゴく良い人が詐欺師、また詐欺師まがいのインチキ商法にひっかかった』なんていうのが『おかしい事』の筆頭。
『正直者がバカをみる』なんて、あったらアカン事。
でも、実際には『良い人が苦労している事』ってあります。
ナゼか?
色んな経営者や幹部社員さんにお会いして話しているうちに分かりました。
『良い人が、相手からの「理不尽な要求」を許容した段階で』良い人から『都合の良い人』に変わってしまうからなんです。
分かれ道はココなんです。
つまり『良い人には、縁も運も集まってくるし、良い事が起こる』のが、大原則。そうなる為に心がける、『たった一つのポイント』は
『理不尽な要求、一方的にコチラが損、相手だけが得をするような話には、ハッキリ「ノー」と言う事』
ただそれだけ。
『オレって頼まれたら断れん性格なんよね』
って、聞くと長所のように感じてしまいますが、コレが要注意なんです。
『自分だけが得ならそれで良い』という利己的な人は、残念ながら一定数存在します。
そんな人が『良い人』に出会うと
『エエ人見つけたわ』『コノ人から、獲れるものは何でも貰ったれ』となるんです。
断ろうとすると
『家族なのに冷たい』
『兄弟を見捨てるのか』
『友達にそんな事言うなんて信じられない』
『オレとお前の仲やないか?お前にしかおらんのや。頼むわ』
とか、言いながら
『断るアンタは薄情で、断るのは悪』やと思わせて言わせないようにシナリオを作って話してくる。
そこで、勇気を出して言うんです。
『それは無理です』
『アンタにそこまでせなアカン理由はありません。自分でやれ!』
と『ノー』を。
たった、それだけで『都合の良い人』から本来の自分『良い人』に戻れます。
これはアナタの周りにいる『良い人なのに、それが故に大変、苦労されている』方にも伝えて下さい。