『ピンチがチャンスかは、出来事の解釈(受け取り方)による』というのでは無い、別バージョン、その2。


『ピンチ』というのは、『今のままでは大きなマイナスを生む』状態。

では、ナゼそれがチャンスなのか?


(1)それは『今のままの方向性』『今のままのやり方』『今のままの人員』では、『大きなマイナス』となる事が『わかった』という学びを得た事。


その『学び』を活かして『改善・成長』するチャンス。


(2)ピンチを乗り越える過程で『あらゆる事』をやって、しかも短期間で成果を出さないといけない状況であるからこそ、『思わぬ能力が開発』される事。


眠っていた『遺伝子のスイッチが入る』チャンス。


人間はご先祖様が多くの経験を通じて身につけた特殊能力を遺伝情報として受け継いでいる。

これらのほとんどは使わないまま、遺伝子のスイッチOFFのまま一生を終える。


ところが、ピンチをむかえると、乗り越えるにあたって有効な特殊能力の遺伝子スイッチがONとなる。


『そんな能力があるなら、最初から全部ONでエエんちゃうん』


もし、全部ONにしていた場合、『誰もいなくても家中の電気が全て点いている』のと同じで電気代が高くついて仕方ない。

人間だと『エネルギーを使い過ぎて仕方ない』となる。


よって『使わない特殊能力は一旦眠らせておくが、いつでも使える』形にして持ち続けている。


そのスイッチとなるのが『ピンチ』。

だから、『眠っている特殊能力のスイッチを入れて、今まで知らなかった自分自身の新たな可能性を切り拓く』チャンスとなる。


『必要は発明の母』という言葉もありますが、同じ事が人間の中、遺伝子レベルでもあるんです。


という事で、『ピンチ』をむかえたら『新たな学びと改善のチャンス』『新たな能力発揮のチャンス』ととらえて、前向き、積極的に真正面からぶつかっていきましょう。


乗り越えた時に立っている自分は、かなりレベルアップしていますよ。