メッセージカードを受け取った半年後、退職申し出。

 

悩みを聞いた上で「私もサポートするので、給料を貰いながら、未来を創り出す力、乗り越える力が学べると考えて、ウチで働けば?」

「将来、どうなりたいんや」

「その為には・・・」

 

と1時間くらい経過した頃、Aから

 

「言われる事はわかりますが、ナゼ社長は将来の事とか、そんなに私に干渉するんですか?」

「放っておいてくれませんか」 

 

「伝わっている」と思っていました。

「会社の為、仕事の為ではなく、Aの為に言っていると」

 

 これ以上話すと、例えそれがAに必要な事であっても

 

「訳の分からん、変なオッサンが言ってたイヤな事」

 

という箱に入れられてしまう。そうなると一生使わない知恵になってしまうと思い

 

「分かった、ゴメンな、要らん事言って時間とって」

「じゃあ、退職手続きの段取り説明するわ」

 

としました。 51歳になった今なら分かります。 

 

①Aの求めていない(価値観にない)話を「良かれ」と思って一方的に押し付けた 

②Aが聞くタイミングにない(心が開いていない) 

 

失敗する権利もあるんです。1人1人に。

 

Aが求めていたものは、信頼、応援でした。