母がイチ事務員から経営者となり30年。

その後、私が25年経営。

母が50歳の頃はホント、凄かったです。

 

1秒のムダも無い段取りで「仕事、家事、子育てをやって、いつ寝ているんだろう」という状態でした。

その上、親戚、ご縁のあった方から頼まれたりした「そこそこ破綻している企業再生」も無償で何社もやっていました。

 

元々、経理事務でしたので、数字に強い点から「不良資産の売却」「過去10年間の売上平均から妥当な販売計画作成」「上記販売計画で利益が出るよう役員報酬も含めた経費の削減(最小化)」という数値の改善と同時並行で「経営改善計画を理解し、私心なく愛社精神(仲間を思う気持ち)の強い方」を雇用形態に関係なく選び、その後を任せるリーダーとして育成していました。 

 

こんな事をやっていても「自分のように大した能力も無く、一所懸命にやる事しか出来ない者を用いて下さるのは有り難い」と言っていました。 歴史上「伝説の経営者」と呼ばれる方も含め、私は人間力・経営力で母より偉大な経営者はいないと思ってきました。 ところが、発見しました。 その方が二宮尊徳先生です。 <明日に続く>