生命を焼き尽くすような炎を太陽は放っている。

 そのせいか、地上に異変が生じているようだ。

 歩道に数百というミミズクの亡骸が散乱している。

 炎がミミズクを焼き尽くすと塩梅になっているのである。

 わたしは、今日は起き抜けにコップ2杯麦茶を飲んだ。

 昨日は銀座に日傘を持参した。

 強烈な昼の日差しが容赦なく降り注いでいた。

 東京駅の構内を出たところで日傘をさす。

 風が強いので傘が揺れる。

 しばらくさしていたので馴れる。

 昼休みなので、日傘をさす女性は少ない。

 男はもちろん傘などさしていない。

 銀座四丁目まで出たが、日傘の男とはすれ違わない。

 日傘は陽を遮ってくれる。

 これはたまらないご祝儀である。

 1時間の銀座散歩を終えたが、日傘の男はわたし一人だった。

 男性ももっと日傘をさすべきである。

 しかしビジネスマンは上着を腕に掛け、手にはバッグ。

 どうも日傘が立ち入る場所がないのだ。