この暑さは真夏日かと思った。
しかし、そうではない。日中35度は超えていないと天気予報は高らかに言ってのけていた。
しかし、わたしの体感は真夏日体感である。
起きていても昼寝をしていても額に汗が浮かぶ。
わたしは夏日になってから今日にいたるまで、母親が残してくれたエアコンにスイッチをいれていない。
扇風機でしのいでいるのである。
この風を送ってくれる機械はわたしが中学生になったときからの友達である。
夏が来れば親が贈ってくれた4畳半の出窓に扇風機を設置し、何度かの真夏日を緩和してもらった。
その体験があるので、わたしは扇風機で毎夏過ごしてこられた。
しかし、母親が亡くなり、母親のために購入し、母親の部屋で使用していたエアコンをわたしの部屋に設置するように言われた時、わたしは信念を代えた。
背景には熱中症になるのはシルバーと用事が多いという事実である。
母親がそのためにわたしにエアコンを遺してくれたと思ったのである。
しかし、わたしの頭の中はよほどのことがない限りエアコンは使うなと刷り込まれている。
今日の晩もスイッチはオフのままであろう。
それにしても真夏日である。