今日も蒸し暑い。

 午前9時前に再生ごみを出し、午前9時から午後12時前までに雑排 

 水管の清掃者が来るのを待ち構える。

 これは年1回都市再生機構が実施するもので、勤めていた時期を

 含め、わたしは毎回この清掃はしてもらうことにしている。

 水と火への備えは個人責任だと思っているからである。

 再生ごみを出しに行くと、高圧洗浄車が待機し、団地の出入り口に

 は清掃に使用する線がきれいに並んでいた。

 午前10時を過ぎたところで、チャイムが鳴った。

 「まず、台所の排水口の清掃をやります。次にお風呂場をやりま

 す。10分以内で済ませます」

 清掃員はきちんと説明してから作業に着手する。

 台所は、市役所に勤めてすぐに排水口のきれいさにびっくりしたこ

 とがある。いつ見てもごみがたまっていることがなかった。

 これを見てから、わたしは台所の排水口にごみをためることはしな

 くなった。

 市役所で学ばせてもらった大きな知恵である。

 「台所は正常です」

 清掃員が報告をしてくれた。

 風呂場は昨日清掃しておいた。

 「お風呂場も正常です」

 清掃終了後に認印を押す。

 また、1年間これまでの使用法で使っていけば、逆流、詰まりはな

 いと言うことである。

 こうして、1年に1度の行事は無事に終了した。