これはヤフーの無料映画で観た。

 2013年2月1日に公開されたというが、知らなかった。残念である。

 主演の有村架純さんの動作・表情に底知れない人間理解能力を感じた。映画館で観たかったと強く思った。

 石川県志賀町にある市民オーケストラを題材にした新任指揮者(リトル・マエストラ)とオーケストラ構成員との触れ合いと成長の物語である。

 リトルというから少年だと思ったが、高校生の少女が、なぜか市民オーケストラの指揮者に迎いいれられる。

 この映画のよさはストーリーの整合性ではない。有村架純と市民オーケストラの指導的立場にある人間との反発、交感である。

 有村さんは、お辞儀、喜怒哀楽を動作、表情で演じる。演じ切る。

その繊細に驚かされた。

 へー、いたんだ、こんな女優がと、感心しながら最後まで一気に観た。

 吉永小百合さんはいまや映画をプロデュースするまでになったが、

わたしが知ったのは1957年1月7日から1959年2月14日まで42回にわたってラジオ東京の赤胴鈴之助の声で千葉さゆり役で出演していたことであった。

 当時はラジオ全盛であったのだ。

 映画のよさは脇を固める俳優がどれだけ配されているかで決まる。

 この映画では誰でもが自分自身の主役を演じられると言うことであるが、有村さんがいい監督と巡り会い彼女の能力が開くことを望みたい。

 それにしても彼女は昨年,NHKの朝のテレビドラマに出ていたことを知った。