警察官の注意が響くなか、午後6時の花火を合図に神輿渡御が始まった。わたしは、どこで見物すべきか迷った末、神輿が必ず通ると考えられる大鳥居の右側で待つことにした。午後5時40分である。
前から数えて6列目である。
まず、お祓い太鼓が6張、神輿を先導するために境内から出てきた。
写真を撮ろうとしたが、うまく撮れない。
大太鼓の上には人が5人ほど乗っていて、左右にいる人が提灯でお浄めをしているのである。
見物をしているわれわれを浄める意味があるらしく、時々止まっては提灯の動作と、太鼓の打つ動作を規則正しく繰り返す。
ありがたみが伝わってくるが、足の関節部位が痛くなってきた。
どうしても、神輿は見なくてはいけない。
午後7時を回ったところで渡御する神輿の登場である。
写真を撮ったが、金色の神輿なので乱反射した写真しか撮れなかった。周りは精一杯腕を掲げて撮りあっている。
神輿渡御は午後9時半まで続くのだが、わたしの関節部位は悲鳴を上げている。早々に引き上げることにした。