東京の気温は23度になると予報が出た。

 朝方はどんよりしていたが、みるみる室内が蒸してきた。

 出かけないといけないので、思わず出したばかりの半そでポロを着用してしまった。

 爽やかさが押し寄せた。

 しかし、外に出てすぐに、えっ間違えたのではないかと思った。

 部活に行くのであろう、複数の男子高校生と出合った。

 長袖シャツ姿ばかりである。

 同世代は、薄手のセーター、ジャンパーを羽織っている。


 しかし、目的地の府中市の大國魂神社に着いたとき、人出の多さに圧倒された。

 関東では「くらやみ祭り」として知られている祭りの真っ最中であったのだ。

 露店が軒を連ねているところを冷やかしながら歩く。

 境内では今日姿を現す山車の準備で関係者が立ち働いている。

 明日が本番であるので、早々に祭りの喧騒から遠ざかった。