春のさくら祭り、秋の産業祭りとわが街には大がかりの祭りがあり、年に2回だけ市民をはじめ遠方から人が押し掛ける。

 さきほど、さくら祭りの中心をなす公園に行ってきた。市民団体の屋台が20ほど、そこから離れて屋台のプロたちの30ほどが立ち並んでいた。ガスを使った屋台はない。

 プロの屋台が気の毒である。

 中央にはステージがしつらえてあり、第一回目の講演が始まろうとしていた。

 若い娘たちの歌とダンスである。

 「さあ、行くよ」

 メンバー全員で気合を入れてステージに登った。

 わたしはそれを横目に会場を一巡した。

 すると、子供たちと遊ぼうコーナーに目がいった。

 主宰者は他市のボランティアである。

 実績のあることは他市にまかせる。

 この考え方は行政のものである。

 宮本常一さんがいたら、変化を受け入れただろうかと考えた。

 文化は地域固有のものである。

 しかし、地域から地域への文化移入はあるはずだから、あってもいいと思う。

 今日は午後から天気が変わりやすくなるという。

 祭りには晴れが似合うのに。