近くの梅の名所に今日も出かけた。

 天満宮には、わたし以上の年代の人であふれていた。

 日本人は梅が好きなのであろう。

 絵を描く人、梅とのツゥショツトを撮る人など梅園は人だかりであった。

 昨日の閑散とした状況ではなかった。

 人間は正直である。

 天気の良さが人手を決める。

 わたしもその一人である。

 この天満宮の梅を矯めつ眇めつ見た。

 白梅、薄紅、紅梅。

 ほぼ満開であるが、つぼみだけの梅の木もある。

 なんとも、気ままなのである。

 これが自然の息遣いなのである。

 われわれ人間は個性を無くしてきた。

 自然の気ままさに学ばなければならないのだろう。

 まだ、梅の花びらは散ってはいない。

 小柄の花びらは、わたしによく見て帰れとつぶやく。

 思わず、わたしは花びらを見やった。