季節を忘れるところだった。

 今日は午前中から図書館に行った。

 図書館のアプローチには紅白の梅の木がある。

 なんと満開であった。

 春が来たことを知らせててくれているのである。

 図書館の中に入るのも忘れ観賞した。

 雪のせいで、春を忘れていた。

 わが街にもいたるところに残雪が凍り付いている。

 よく出かけている八王子では昨日も雪かきをしていた。

 ところが、春告げ花が満開なのであった。

 わたしは、わが街の梅の名所天満宮へ足を運ばせた。

 人はいないが、梅は満開であった。

 白い梅、ピンク色の梅、紅梅と見事に咲き誇っているではないか。

 桜の花の芽の具合は見ていたが、まだ咲きたいとは思っていないと受け止めていた。

 ところが、春一番で咲く、梅は季節を裏切らずに咲くときに咲くのである。

 わたしは自分のうかつさをしかりつけるとともに、春の訪れを祝っていた。

 雪がわたしを惑わしていたが、梅は微動だに季節を知らせてくれる。

 自然の力を感じているわたしであった。