小雨降る中、出かけざるを得なかった。

 被後見人のグループホーム家族会と被後見への見舞いのためである。

 わたしを含めて5人が参加していた。

 家族を案じるため、医療機関との関係やグループホーム内での事故について多くの質問や意見が出された。

 どうも、服薬管理と転倒事故が多く発生するのが気になり、改善を要望した。

 わたしは家族の代理として出席しているため、本物の家族に比べると発言は最小限に抑えるようにしている。

 家族への想いは半端ではないと感じた。

 

 それから、入院中の被後見人を見舞う。

 「私のことなんか忘れられてしまっていたと思っていた」

 と、わたしの姿を認めたとたん言ってくれた。

 グループホームの職員が交代で見舞いに行っているはずなのだが、直近の記憶は残らないようだ。

 わたしはおしゃべりだが、長すぎるのは嫌いなので、迷ったが、腰を据えて話を聞いた。

 「自分は迷惑をかけたくない」

 これが、本人の意思なのである。

 このことをしっかりと受け止め、今後に生かしていかなければならないと強く思った。

 わたしも気力、本人も気力が揃えば、解決の道のりが見えると考えた。