東京は都知事選の投票日である。

 買い物を兼ね、午前10時に家を出た。

 とりあえず、ベランダの雪かきはした。

 都心で24センチの積雪が記録されていたので、外に出るときゴム長靴を着用しておいた。

 ところが、1階のアプローチが雪かきされており、出入りに不自由はなかった。

 わたしは、3階に住む人が雪かきをしてくれたのだと直感した。

 気分がとてもすっきりした。

 しかし、道路は雪よけなどしていない。

 人が踏みしめた細い通路を歩くしかない。

 わたしの前を自転車を降りた婦人が歩いていた。

 雪が積もったら自転車には乗らないが、わたしの経験から導き出された信条である。

 投票所の目の前でわたしは追い抜いた。

 投票に来る人は大雪の割には多いと思った。

 さすがに、スーパーは10人ぐらいのお客さんで、レジ精算までスムーズに済ませることができた。

 帰りは右手に団地の建物が見える道を帰ったが、驚くべき光景が目に入った。

 アプローチから出ると左右に4.5メートル道路が左右に走っている。

 その道の雪を、団地の人間6、7人がスコップを持ち、片づけているのである。

 ただし、わたしの号棟の前は誰もおらず、雪道のままであった。

 わたしはスコップを持っておらず、雪かきは出来ない。

 今度は買っておこうが今日の課題であった。

 反省の意味を込めて、アプローチ部分の雪かきを備え付けのちりとりでしておいた。