風邪が治らない。

 お医者さんに行くしかないと思った。

 吉田兼好は3人の友達を持ちたいと言った。

 その中で医者と言ったのである。

 内科の医者であっただろう。

 残念ながらわたしには医者の友達はいない。

 電車に乗って出かけた。

 16日に喉が痛くなった。

 説明を聞いていた医師は「長いですね」

 と、きつい一言。

 喉、鼻水の症状を緩和する薬を処方してもらった。

 終わって、歩いていると、グループホームから電話をもらった。

 「Aさんが食欲がなく、今日、病院に連れて行き、レントゲンと血液検査をした。検査では以上ないと言われた。風邪薬を再処方してもらい様子を見守ります」

 くれぐれも見守りをお願いした。

 買い物をする気もなくなり、帰路に着いた。

 しかし、こんな時に限って、外出が続く。

 明日は、芭蕉記念館まで行かなければならない。明後日は自転車で玉川上水まで行かなければならない。次は日本橋である。

 すべて、自分が決めたことであるのだが、これでよかったのだと言えない自分がため息を継いでいる。