今日は東京都心が零下になった。

 そこから30キロは離れている郊外のわが街は都心からさらに1、2度低くなる。

 昨日の電車の遅れで二つの駅で合計30分扉の近くで立ちっぱなしであった。

 寒気を感じてはいたが、今日の明け方咳で目が覚めた。

 やばいと思ったが、今日は銀行に行くことにしていたので、自転車に乗って出かけた。

 ほほが風にうたれて痛い、手袋をした指先が痛い。

 寒波が日本を覆い、北国では降雪量の多さに四苦八苦している。

 凍てる日本なのである。

 冬に日本は閉じ込められているのである。

 春夏秋にはしみじみとした日本の情感を感じさせてくれる風景、花、葉を用意してくれる。

 冬は、人間の心を縛り、余裕の気持ちが現れることはない。

 季節は寒いと思わせるのだが、副産物が何もない。

 あるのは人間の体と心までを凍てさせる零下である。

 今週末には風邪を治したいので、これから寝ることにする。