高校女子駅伝は終わり、いま男子が沸騰している。
昔、英語の女性教師が、マラソンを見ていると最後に涙が出てきて
しまう、と言っていた。
わたしも長距離走は嫌いであったが、見るのは大好きである。
アマチュアはいまや高校生だろうと思われるので、この高校駅伝は
アマチュアの極致であろう。
まだ、中学生を抜け出していない高校1年生も参加しており、初々しさが体格、表情に出ている。
高校時代は劣等感の塊であった。それを自分に悟らせずにそれなりに毎日を生きていた。
だから、高校時代はわたしに前向きに生きることの大切さを教えてくれた時間であった。
自分の普通を自覚させてくれたこの時代はわたしの黄金のときであったと思う。
それだけに、この全国大会の高校駅伝は、わたしを強引にあの時代に引き戻してくれる。
いまケニアの生徒がトップを走っている。
時代は変わり、日本を足掛かりにしてケニア人が高校、大学、社会人で活躍している。
このような体制を創りあげているのは大人の知恵だが、まあ彼らの心までは変えていないであろうと考え、よしとしよう。
それにしても、持っている力をここですべて出し切ろうとしている高校生は美しい。