気さくで人付き合いのいい大阪の人間はおもろいと書いた。

書きたいことが一つ残っていた。

 飲み屋を見つけるには時間がまだ2時過ぎなので早い。

 少し考え阪急百貨店うめだ店の食品売り場をぶらつくことにした。

 ぶらついていたら、バトンドール売り場が目に入った。

 テープの内側に入らなければ買い物ができないようになっている。

 思わず、そのチェックをしている店員に聞いた。

 「人気の商品は何かな」

 「ミルクです」

 「並んでいるようなのだが、どこに並べばいいのかなあ」

 「あちらの入り口に近いところで並ぶようになっています。ただいま45分お待ちいただいています」

 列はすぐ見つかった。女性客が多いいが、子供連れの男性もちらほらいた。

 誘導係は、「ただいま、シュガーバターとカフェが売り切れになりました」と告げて回る。

 退屈しないのである。

 しかし、どうやってあの売場まで連れて行くのか理解できなかった。

 ようやく、先頭グループになった。

 「ただいまより番号札をお渡しします。その順番で買い物されるようにお願いいたします」

 なるほど、あのテープを張り巡らしてある空間は10人ぐらいのスペースなのである。

 理解した。

 午後3時7分にお金を支払い、無事終了。

 わたしはミルク2箱、ストローベリー2箱、紫いも1箱購入した。

 このバトンドールは江崎グリコが大阪限定で販売している高級ポッキーであるらしい。

 並ばせるノウハウに感心したのである。