姉の家の建て替えで困った事態が生じた。
今の家は門柱があり、両扉がついていた。
姉の家は、すべてバリアフリーのわたしのコンセプトで室内、外部とも生活をするうえで、姉にストレスを与えないという考え方で設計した。
ところが、ご近所に10月15日から解体工事を始めると挨拶に行ったときに、お隣さんから予期しない苦情が出て、経緯築会社、施主の姉が応対しても拉致が開けなくなってしまった。
そこで、今日は姉の誠意を感じてもらおうと、弟のわたしがあいさつに出向いた。
わたしは45年前からお隣に対しては好意を抱いていた。
その好意のみがわたしのお隣に対する誠意だと考え、話し合うことにしていた。
新築の家の扉は、車の出入りを考えて、門扉を取り払い、車の出入りをしやすいようにした。
お隣は門をそのまま残してほしいと言っているのである。
その意味がわたしはいまいちわからなかったので、そのことを聞き、相手の気持ちを理解したうえで当方の結論を説明させてもらった。
理解しあえ、設計通りの工事を了解してもらった。
人間がその地に住むと言うことは、その地の人間関係の維持が大きな要素を占める。
人間関係を壊さないようにと考えたわたしの願いはかなったようである。
秋の晴天の一日であった。