昨日、加山雄三さんの散歩のテレビを見た。

 なんと、小田急線代々木八幡駅周辺のお散歩。

 やはり、代々木八幡宮も訪問場所だった。

 そこで応対したのは女性。頭のよさが加山さんとの応答からわかる。代々木八幡宮は直木賞作家平岩弓枝さんの実家なのである。

 応対した女性の苗字も平岩さん、弓枝さんの姪御さんなんだと勝手に解釈した。

 そこで、図書館に行き、シリーズものの御宿かわせみを借りに行った。

 そこには『新・御宿かわせみ』があった。人生は連続である。平岩さんは江戸で終わりにせず、明治にまで人を生かし、物語を続けているのである。

 主人公は変わっているが、その子孫が正義という遺伝子を受け継いで活躍するのである。

 こういっては、誤解が生じるかもしれないが、男の作家であるならばせいぜい同時代の3世代ぐらいしか書かないだろう。

 平岩さんは明治時代にまで御宿(おんやど)かわせみを描こうとしているのである。

 わたしの愉しみが増えたのは、代々木八幡宮はわたしの小学校時代のお気に入りの場所であったからである。

 平岩弓枝さんの名前は親から聞いて知ってはいたが、読んだことはなかった。

 それでも、縁というものがわたしを平岩さんに近づけてくれた。