東京は33度らしい。

 猛暑日にはならないようだ。

 帽子もかぶらず外に出たが、すぐに頭が照りつけられた。

 高齢者は申し合わせたように、帽子をかぶっている。

 図書館に併設されているテニスコート、野球場には、元気な人たちが、元気にプレーを楽しんでいる。

 スポーツ卒業を決めているわたしはそういう元気人を視野からそらせるように図書館を目指す。

 スポーツよりは本の人も多い。

 自転車の数がいつもより3割は多い。

 図書館の中は、椅子に座り、じっとしている人がほとんどであった。

 冷房が効いているから、涼みに来ている人間が多いのではないかと疑った。

 わたしは10冊借りた本を、1週間もたたないうちに読み切ったので、借り換えるために訪問したのである。

 わたしは、まず新刊コーナーを丹念に見る。探している新刊がないと60冊ぐらい置かれている新刊を丹念に見る。上から2段目までは文庫新書、3段目から7段目までが単行本である。

 3段目に『よくわかるジェンダー・スタディーズ』2013年3月30日、ミネルヴァ書房、4段目に『失業・半失業者が暮らせる制度の構築 雇用崩壊からの脱却』2013年4月19日、大月書店が目についたので借りた。

 夏目漱石の『三四郎』『道草』も借りた。

 そう、わたしは涼みに行ったのではない。

 本を借りに行ったのである。

 わたしも図書館では新聞を読んだり、3階の資料室で調べものをしたりと、図書館の機能を利用する人間であったが、いまや、上記の借りるしかしていない。

 図書館の正しい利用を心掛けないといけないと思った。