午後から外出する。

 地下鉄丸ノ内線四谷三丁目で友人と待ち合わせしている。

 韓国文化院主催の映画観賞が目的である。

 韓国文化院は以前は地下鉄麻布十番から行っていた記憶がある。

 ところが、3年前に四谷四丁目に越したという。

 世の中は動いているのである。

 

 今日の映画は『道ー白磁の人』である。

 3,4年前に完成したが、いわゆるロードショウ上映ではなく、ゲリラ上映で映画の命をつないでいる。

 この映画の主人公は浅川巧さん。第二次世界大戦に朝鮮に行き、林業技術者として朝鮮の緑化に貢献するとともに、李氏朝鮮時代の官窯跡を探索し、日本に白磁の文化を紹介した人間である。

 彼の墓はソウル郊外にあり、いまでも韓国の人々に見守られている。


 どういう映画に仕上がっているか、楽しみである。


 いまもコリアンタウンは人手が減っている。

 どうにか、韓国と日本の関係を良好な状況に戻らせるためには、文化でつながるしかないのであろう。