2,3日前、わが街にホンドキツネが徘徊しているとニュースがローカルに流れた。

 タヌキやイノシシのニュースはしばしば目にするが、キツネは珍しい。

 梅雨になっても、今日も一滴も雨は落ちないと天気予報が言っていたので、キツネが出たという地区を散策してきた。

 もちろん、こんな真昼間にキツネが徘徊するわけはないとは思ったが、住宅街を夜中に歩くわけにはいかない。

 すべて世は事もなしであった。


 しかし、なぜ、住宅街に現れたのであろう。

 ホンドキツネの生息域は草原や野山であろう。

 食べ物がないため、人家に近いところまでさまよい出てきたの出る。

 人家から出た食べ物に味を占め、夜な夜な食物あさりをしだしのであろう。

 わが街にも畑地は結構あるが、野菜などが荒らされているとの情報はまだない。

 それにしても、気の毒である。

 本来、人間と動物は共存しなければならないのに、圧倒的強者である人間が環境を支配している。

 そこに突然現れたキツネは、迷惑な存在として扱われる。

 犬好き、猫好きの住人はわが街に多い。

 キツネ好きの人はいないが、その候補者は多い。

 立ち上がってもらうわけにはいかないのだろうか。