すでに半袖のポロシャツは着ているが、冬着は出したままである。

 今日は、いよいよ衣替えをしようと決心していた。

 さあ、やるぞと体を動かそうと思ったとたん、段ボールに入れる防虫剤がないことに気がついた。

 やらないでいい、いいわけができたので、時代小説を読み始めてしまった。

 2時間たち、はっとこのままやりすごしてよいものかどうか考えた。

 もう昼飯も食べた。

 やはり、やるときめたことをやったほうがいい、と内なる声が胸をたたく。

 思い切って、外出の準備をする。

 ここのところ外出づいているので、準備は素早く整った。

 ドラッグストアに行く。

 顔見知りの美人の店員が挨拶をしてくれる。

 先だってニュースが流れた、震災の食糧準備は7日分を用意するようにを思い出す。1リットルの水が2本足らない。買って帰ろうと決めた。

 こうして、衣替え準備だけでなく震災準備までできたことに感謝した。


 午後4時を過ぎたところで衣替え完了。

 これで夏よ、どんと来いである。

 地震は、来てもらいたくない。