『夏目漱石の美術世界展』を観て、作品を読みなおそうとしている。

 まずは『草枕』だと思い、読み始めた。

 3日目の昨晩、読み終えようと読み進めた。

 実は、初日からこんなに漱石って難しかったかとあきれていたのである。

 今回は、作品の中の絵、詩など芸術分野を読み取ろう考えているから、その分野の描写が、これでもかというぐらいたくさん出てくる。

 難しいことば、古今東西の画家、詩人、挙句の果てに書家までストーリーにあわせて頻繁に出てくる。

 漱石の教養の深さにはあきれる。

 本作品は漱石の教養の集大成ではないかと思った。

 昨晩は悪戦苦闘したが、その知識をなぞり、理解する作業は、知性を十分に刺激するものであった。

 四分の三まで読んだところで寝入ってしまった。


 本当の本の刺激は、脳を疲れさせるところにあるのではないか。

 漱石、恐るべし。