2013年5月14日から7月7日まで、JR上野駅から徒歩10分弱の東京芸術大学大学美術館で開催されている。
大昔、この美術館の開館を記念して,同館で所蔵している高橋由一の『鮭』を観に行った。
開館当日で、入場できたのは並んでから40分は過ぎていた。鮭は素晴らしい大きさの油絵であっった。
今回は入場初日は混雑すると思い。2日目に行ったわけである。
今日も暑かった。
JR上野駅、上野動物公園出口から出て、東京芸術大学に向かう。
約10分ほどで大学美術館に到着する。
大昔は、仕事でよく通った道筋である。
ほとんどの人は動物園に、そのほかの人も東京国立博物館に向かう。人通りは徐々に減る。
『夏目漱石の美術世界展』。
正直言って、タイトルから何のイメージもわいてこなかった。
ようは、漱石の文学作品にはいろいろな美術作品がちりばめらられており、その美術作品を展示したのである。
わたしはうかつに漱石の作品では人物の考え方にしか関心が向いていなかった。美術に関して記憶は一つもないのである。
それでも、浅井忠、青木繁には感じるものがあったし、与謝蕪村にいたっては人間を感じることができた。
漱石の死後、草枕の挿絵を描く作業などが行われたらしいが、あの美人が亡くなったときの屏風が描かれていたが、その絵だけは印象に残った。
漱石の自筆の絵や書も展示されていたが、それは余技。必要なかった。
漱石ファンであればぜひ足を運んでいただきたい。
