3月は別れのときである。

 新しい人生を探しに出かける人とその人を見送る人。

 見送る人には涙がしばしば見られる。

 悲しい涙ではない。

 大丈夫であってほしい、元気でいてほしい、と無事を願って、つい流す涙である。

 この別れは、お互いに成長するために必要な人生の岐路であろう。


 別れのなくなった人生にはドラマがない。

 ドラマのない人生は穏やかで代わり映えはしないが、毎日平凡である。


 別れがあれば、出会いがある。

 その変化をたくさん経験してもらいたい。