そろそろバレンタインデーがやってくる。

 せんだって、コレンチェさんのブログで、ホワイトデーに向けての記事があった。

 コレンチェさんはスペイン、バスク地方のチョコレートショップの長男と結婚された日本女性である。現在はその店のチョコレートは日本でも販売されている。ここしばらくは、バレンタインデー用のチョコレート作りの話が中心であった。

 間抜けなわたしはコレンチェさんに、

 「待ってました・ホワイトデーの記事。ところで、ヨーロッパでもホワイトデーはあるのですか」

 と、メッセージ機能で聞いてみた。返事がなかったのでインターネットで調べた。

 ホワイトデーは日本のお菓子メーカーが作った、男性から女性にバレンタインデーのお返しをする営業用の日であると解説してあった。

 わたしはホワイトデーがきたら、本命、義理にスペイン、バスク地方のチョコレートを贈りたいと思っている。

 『徒然草』で吉田兼好は、良い友達とは、1ものをくれる友、2医者、3知恵のある友の3タイプがよい友と書いている。

 わたしは、2,3はあてはまらない。しかし1なら自信がある。

 ホワイトデーの贈り物にスペイン・バスク地方のチョコレート。贈る方がわくわくしてしまう。


 昨日、年に数回しか会えない女友達に会った。

 「男(自分)は、勤めてないと、バレンタインには縁がなくなるなあ」

 と、わたしが嘆くと、彼女はバッグから、何かを取出しわたしに

 「はい、早いけどバレンタインデー、ハートのステッカーを張ってもらったのよ」

 と、わたしに差し出した。

 京佃煮の名店「やよい」の袋。おじゃことふきのとうが入っていた。


 これで、余裕をもって2月14日を迎えることができる。

 持つべきは、よい友である。