図書館で借りたいい本であった。
ひとり親だけでなく、親になっている方にも読んでもらいたい内容になっている。
筆者は、佐々木正美さん。子どもの精神医学・精神保健の臨床医として45年の経験のある男性である。
小学館から2012年11月6日初版が出ている。
結論から言うと、子育ては親の生き方が基礎になると、子どもの心の病と向き合った経験から述べている。
本文にある、ゴシック体になっている文章をいくつか紹介する。
「子どもがいくつになっても、ひとり親は子どもの教育者ではなく、保護者でいてください」
「人との絆をたくさんつくりましょう。子育てに余裕が生まれます」
「いろいろな人の手を借りて子育てをしてください。子供の育ちを豊かにします」
「子どものプライドや自尊心を守れる親になれば、子どもは非行に走りません」
「親が前向きに生きていれば、子どもは自然に大人への憧れを持ち、躊躇なく大人になることを望むはずです」
子どもを一人で育てようと考えないで、肉親、地域のネットワークの助けを利用して育てる気持ちを持つことが大切と筆者は繰り返し述べていた。
そうか、わたしも子育てに参加できるのだと、読み終わった後、感じた。