早く暖かくなってくれないかと思う。

 寒いと、行動できない。

 ゴミ出しもためらってしまう。

 月曜日は不燃物の回収である。

 室内で出せるゴミを探し、ポリ袋に入れ、口を閉じれば、

 あとは外の決められた場所に置いてくればいいのだが、

 気合が必要になる。

 それにしてもと、室内を見まわしてみると、使っていないものが、

 山となっている。

 つくづく、生きていることは、ゴミを出し続けることだと思ってしまう。

 もっと室内を片付け、すがすがしい環境にしなければとは思うのだが、1週間もたつと、山が大きくなっている。

 気持ちとは別に、その環境変化に慣れた方が楽だと妥協してしまう。頭が行動を決めてしまうのである。

 そこで、桜が咲くころまでに何とかしようと、考える。

 結論。安心する。


 春、桜。何人にも大学通りの桜見物の招待をしてしまった。

 そのうちの何人かは部屋にいれなければならない。

 それには、部屋の大掃除が必須になる。

 人間関係がなければ、快適な居住空間を作ることができない。

 己の弱さを感じ、寒さの中、大きなため息をついた。

 明日は可燃物のゴミ収集日である。

 曜日を確認する大切な手掛かりがゴミ出しでもある。