昨年夏に行われたロンドンオリンピックでは、個人競技でも団体競技でも日本人メダリストが続出した。

 わたしは球技とマラソンが好きなので、女子バレーボールの銅メダルに喜び、男女マラソンの結果に力が抜けてしまった。

 そのスポーツの世界で、とんでもない事件が発生している。


 昨年12月23日に、大阪市立桜宮高等学校の男子バスケット部の主将であった2年生の生徒が自殺した。

 男子バスケット部の47歳の男性顧問による体罰が自殺の原因と言われている。

 12月22日に、練習後、自殺した生徒と顧問は1時間程度話し合ったそうである。生徒は首相を辞めたいと申し出た。顧問はそれに対して「2軍でもいいんやな」と恫喝し、結局生徒は「また、明日からがんばります」と答えざるを得なかった。追い打ちをかけるように顧問は生徒に「殴られてもええんやな」と言ったという。

 以上の取材元は、顧問が大阪市教育委員会の事情聴取に対して話したことを、大阪市教育委員会が発表したものである。

 つまり、バスケットボール部員に対するアンケート、この顧問の主将にたいする体罰の有無、バスケットボール部員にたいする体罰の有無はあったことが証明されており、顧問も認めている。


 橋本大阪市長も、自らこの体罰自殺問題を徹底調査すると言明している。


 教育現場に、物理力で先生が生徒を意のままに操っているようなことが行われてきたのである。それもスポーツ教育の場で。

 練習がきつくても、好きなスポーツなら向上心が絶えず自分を奮い立たせてくれる。断じて教師の暴力ではない。


 教育とは、命の大切さを教えることであると、わたしは思っている。


 学校当局、教育委員会が猛省し、きちんと処分し、命の大切さを教育のすべてで実践できるような学校としてよみがえってもらいたい。