ある歳を超えると、1年は速くなる。

 今年も、早かった。

 記憶にあるのは、初詣。

 その間の記憶は見事にない。

 そして、大晦日の大掃除である。


 今年をベースに考えた。

 ときめきがないと。


 ときめいていた10代、20代、30代は1年が長かった。

 ときめきの明日がとても長く感じた。

 永遠ではないかと、何度も思った。

 それがなくなってから、早くなった。


 考えることが無くなっていると、思う。

 このことが問題の核心ではないかと思い至った。


 ときめきは、毎日、充実させてくれる。

 それがないと、時間は時間どおりに進む。


 ときめきは、時間をいとおしんでくれている。

 ときめきを取り戻さないと、時間は自分のものにならない。