12月15日は、新幹線に乗る。
 新幹線に乗るのは6年ぶりになる。
 目的は神戸に住む知人宅で忘年会を行うためである。
 神戸の知人は、年賀に「来年はぜひお会いしたい」と書いてくれる数少ない年賀知人の一人である。 
 今年の年賀にもこの知人は会いたいと、書いてくれた。
 わたしは、今年こそ会いに行くと、固く心に誓った。
 その年賀には「Nさんも一緒に」と添えられていた。
 Nさんとわたしは会社の同期で、3年半同じ部門で仕事をした仲間。
 神戸の知人は同じ部門の2年先輩。
 わたしは3年半で、その会社を退職したが、Nさんは定年退職で、神戸の知人は現役で頑張ってきている。
 20代初の会社勤務を共に体験した仲間である。

 Nさんとわたしは5年前に、すでに退職し、北海道で悠々自適しておられる部門長であった方の自宅を訪問している。
 5時間にも及ぶ訪問になったが、部門長であった方の
 「わしは毎日、朝、1時間余り散歩している。自宅に戻り、いただく朝食ほどおいしいものはない。毎日感謝している」
 この言葉が忘れられない。

 どんなことを神戸の知人が話すのか、待ち遠しいわけである。
  
 3年半、大阪に在住しただけに大阪、奈良には知人がいる。つい、みなさん忙しいだろうと考え、会うためのアクションはとっていない。
 そこで、京都に行くことにした。
 2泊3日の京都旅行でこの旅を終えることにしたのである。
 どこへ行くか。
 鞍馬は行ったことがないので、第一候補。
 市内めぐりの候補が素敵な庭のある渉成園。

 とりあえずの計画はここまで。旅の味わいは行ったところでの出会いによる。

 京都人が「そしたらぶぶでもいかが」と言うのは社交辞令。その誘い言葉にのって、行動しようものなら、何を言われるかわからない。
 このたびの神戸の知人の「会いたい」言葉にも、何かあるに違いないと思うが、わたしは会いたい気持ちに従うことにした。
 待ち遠しい。