高校のクラブ友と会った。

 すぐに、高校時代の気安い雰囲気で、会った。

 

 ランチなのだが、イタリアンとか和風だとランチタイムの最終オーダーは午後2時くらい。

 すると、午後4時にはその店を出なければならない。

 われわれは少なくとも4時間は話す。離れがたいのである。

 そこで、中華にした。ランチタイムもディナータイムもないので、帰る時間を考える必要はないのである。

 われわれ向けの料理店は、中華なのである。

 二人とも、中華でよいというので、店に行くと、人が5組ほど並んでいた。


 「あれ、ランチタイムを外したのに」と、わたしが言うと、

 「日曜日のランチタイムは1時間ほど遅くなるのよ」と、連れが解説。


 20分ほど待って席に案内される。

 天気は悪かったが、多摩丘陵がくっきり見えた。 


 コースを注文し、話す。

 前菜、少しおなかを膨らませるもの2品、そしてメインと、おいしさを損なわない程度の采が出る。

 なかなか、いい。


 今日の話題は、昔話ではなく、これからが話題になった。

 仕事を何歳まで続けるのか、その後どうするのか。

 なかなか、難しい問題だが、前向きに生き切ることがわれわれの合意であった。


 一緒にいた時間は賞味5時間。

 再会を約して、それぞれの生活に戻っていった。