文化の日である。
 みなさん、本を読んだり、映画を見たり、観劇したり、研究成果を振り返ったり、する日かと思っていたが、
 山へ、都会へ向かう行楽日和の日になっていた。 
 高尾山行の電車に乗った。
 午前11時なので、登山する人は朝早くから行っていると、なんとなく思っていたのだが、
 車内に座席の空きスペースはなく、ザックを膝の上に置き、キャラバンシューズに足元を固めたシルバー層が座席を埋め尽くしていた。

 わたしは、高尾山駅の二つ前で降りたが、ここまで人気になっている高尾山の魅力がわからない。
 わたしも、まだ歩いて高尾山は登れる。頂上に立ったのは10回ほどある。
 ムササビの観察もしたことがある。

 わたしのころ名物でもなんでもなかったものが、テレビに登場するたびに名物になる。

 今日書きたかったことがほかにある。
 都心に向かう電車の中のことである。

 脚の長い、若い女性の多いこと。
 やはり、時代は大いに変わっているのだなあ。