今日は久しぶりに小春日和。
 こういう日に、姉と会えるのもうれしい。
 わたしの住まいに近いところに、ガストがある。
 わたしの自宅は2DKで広さは十分にあるのだが、お客様を招き入れる状態にはない。
 原因は、南向きの部屋を壊れた30インチのテレビを置き、上着関係の倉庫、本と物置にしてしまっている。さらに、北向きの部屋が客間兼寝室で、3か月前は自らきれいと思っていたが、パソコンを買え掛けたとき、プリンターも変えた。使わなくなった、デスクトップパソコンとプリンター、買い替えたパソコンの箱、プリンターの箱が整理もされず、その部屋を物置化してしまった。
 お客様を迎える、機能を全く失った部屋になっているのである。
 姉もそれを承知している。中に入れろとは言わないのである。

 ガストは混んでいた。しばらく待たされてから、わたしはオムレツ、姉は和風ハンバーグで楽しくいただいた。
 姉もわたしも一人暮らしである。
 この場合、女性は、ここでしゃべると決めてきたのか、何の脈絡なしにしゃべる、またシャベルであった。この年になると、さすがにわたしは姉を理解しつくしている。我慢強く聞く姿勢を持続した。
 姉の病気のこと、移転のこと、姉の娘のこと、そしてわたしとわたしのむすめのこと、
 「わたしは自分の娘のこととあなたのこれからのことを気がかりにしている、あなたの娘のことも気がかりだ。この気がかりが無くなって死にたい」

 ジーンときました。心配してくれるのは肉親のみ。
 父親はわたしによく言っていた。
 「おまえはおねえちゃんと仲良く生きるんだぞ」と。
 姉がいる限り、わたしはひとりではない。