この作品はフランス映画であり、ドイツ、オーストリア、スペインで興行収入の成績を塗り替えた映画である。
 つまり、多くのヨーロッパ人の心をつかんだ映画である。
 ようやく、月曜日10月1日の今日、仕事の後、観に行けた。
 平日に行くと、いつも観客は十数人だが、日本人もこの映画には関心があるらしく、100人近くの入りであった。
 多くの人と映画を観るのもいいものである。 
 さて、この作品は実話を映画化したもの。共同監督のエリック・トレタノとオリヴィエ・ナカショが温めていたストーリーの実現であったそうな。
 ストーリーは、大富豪であるフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、趣味のパラグライダーの事故で首から下のマヒ状態になり、車いす利用者になってしまう。しょうがいしゃになったのである。
 上から眺めることに快感を持つ人間であるフィリップは、自分が支配者であることを忘れてはいない。
 フィリップのその性癖ゆえに、自分が雇った介護者は、せいぜい2~3週間しか続かない。しょっちゅう、求人するわけである。
 その求人に応募したのが、ドリス(オマール・シー)。狙いは生活保護を受けるための要件である3件の不採用通知をもらうため。
 お金のため、しょうがいしゃを助けたいためと、ドリス以外の7人の応募者は言う。
ドリスは不採用の証明書を要求する。
 しかし、フィリップは1か月の試用期間採用を決める。(長くなりました、次に続きます)