最終回!三木美智代さんからメッセージ | 青森県のせむし男

青森県のせむし男

札幌演劇シーズン2015-夏 参加作品
実験演劇集団 風蝕異人街
「青森県のせむし男」
@シアターZOO
2015年8月1日(土)〜8月8日(土)

稽古の様子や作品の情報、出演者へのインタビューを掲載していきます!
よろしくお願いします!

みなさん、ごきげんよう。


『青森県のせむし男』千秋楽から10日経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


このブログも今回で最終回となりました。

つたない文章ではありましたが、多くの方にお読みいただけて、大変嬉しかったです。

本当にみなさま、ありがとうございました。


さて今回は、風蝕異人街主宰であり、“せむし男”役を演じた三木美智代さんからのメッセージを紹介いたします。


----------


こんにちは。


アングラという言葉からどんなことを想像しますか?

わたしたちはもう17年前から札幌で演劇活動を始め、札幌のみならず

東京、海外と公演をしています。

今回、札幌演劇シーズンに参加して

より多くの方に観劇していただきました。どんな印象でしょうか?

アングラと言っても一言では言い表すことができなくて、

社会批判を掲げているかと言えば

一概にそうだとは言えません。

わたしたちの集団は「前衛」なのです。「前衛」とは「最先端」という意味です。演劇というフィールドを通して「最先端」を世の中にアピールすべく活動しています。

そのジャンルは寺山修司だけではありません。ギリシア悲劇の古典劇もあれば三島由紀夫もあります。

ただ「いま、訴えなければ」、

いまがテーマです。

舞踊劇もやりました。

それも3.11です。

演劇を通して「いま、生きる」

ことをテーマにしています。

これからも「いま」を通して

みなさんに訴え続けたいと思っています。

「いま」を生きたいあなた、

風蝕異人街を覗いてみませんか?

三木美智代

----------

『青森県のせむし男』で、風蝕異人街に興味を持ってくださった皆様、ぜひ今後の風蝕異人街の活動にも注目していただければと思います。

本当にありがとうございました。

それではお暇申します。