外食 | 異人さんとのグータラな生活

外食

山の中にただずむボロッちい2件の建物。
オットの同僚マイケル(42歳独身)お勧めの
大きな窓から夕日が眺められるロマンティックなレストランと
自家製ビールが飲めるバーである。

すでにイヤな予感はしたものの、とりあえずバーへ。
扉を開けて呆然としてしまった。
バーなんかじゃない、ただの小さな酒屋。
ビールの試飲(有料)ができるという場所はレジの前。オーバーオールを
着たおじさんが立っているレジの前で飲めというのか?
私とオットは速攻180度向きを変え、店を出てレストランへ向かった。

ここでもショックを受けてしまった。
客は私とオットのみ。テーブルの横にある大きな窓にはハエが。。。
ハエが少なくとも5匹は止まってる~!!
注文した料理がテーブルにつくと、そのハエ達は匂いにつられて
私達の席のまわりを飛びまくる。
手でハエを払いながらステーキとマッシュポテトを
急いで食べる私達。窓から夕日なんぞ眺めてるヒマなどない。
一瞬、目をそらした時、1匹のハエが私のマッシュポテトに
とまってしまった。

オットはとっさにそのハエをポテトの中にフォークで埋めたのである!!!

「ギャーッ!!何すんのよ!!」
思わず日本語で叫んでしまった私。

「あ、ごめん。つい、、、」
オットは日本語が分からなくても私が何を言ったかわかったらしい。

白いポテトの中でヒクヒク動くハエの黒い足。
(食事中の方、すみません)
呆然としているうちに次々と料理にとまるハエ達。
鉄の胃を誇る私でもこんな物食べたらお腹壊すに決まってる。
悲しい。。。私のステーキが。。。まだ半分しか食べてないのに。。。

なぜだ?
なぜ、マイケルはあの店をバーと呼ぶのか?
なぜ、彼はここをロマンティックなレストランというのか?
私はなぜ彼が今だに独身かわかったような気がする。