皆さまこんにちは。
鳥羽市地域おこし協力隊・海女のまち暮らし担当の上田です。
最近、協力隊活動の一環として
石鏡の古い写真を集めてアーカイブ化するという取り組みを
町内会のもとでさせて頂いております.
さっそくご近所さんからお借りした写真をもとに
伺ったお話を忘れないようにメモしておきましょう。
こちらの写真は、初島に出稼ぎをしたときのものだそうです。
最近の海女さんはしませんが、
今の70代80代の海女さんたちの多くは、
10代～20代前半に各地に「出稼ぎ」に行っていたそうです。
近くで言えば、三重県熊野市の二木島や
静岡県伊豆の戸田や小下田、
遠くへは、東京伊豆七島、長崎五島など・・・。
もしかしたら北海道などもあるかもしれません。
海女としての出稼ぎは、基本的には天草採りがメインだったようです。
海女以外では、稲刈りシーズンには愛知の飛島へ出稼ぎに。
とにかく、一家に少なくとも子供が5人～とかいた時代、
女の子は海女として大事な稼ぎ手として重宝されていたのですね。
各地に出稼ぎに赴き、石鏡の女性はそのまま現地の方と結婚したり、
というのは良くあったようです。
長くなるので続きます・・・
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