皆さまこんにちは。
鳥羽市地域おこし協力隊・海女のまち暮らし担当の上田です。
コロナによって三月末から緊迫した状況が続いて数か月。
第二派もやってきてしまい、東京はもとより、三重県内でも感染者が増えてきていますね
このコロナ禍の石鏡での生活を通じて感じたことを記録しておきたいと思います。
このコロナ禍でも、石鏡の海女さんの生活に関して言えば
コロナ前と変わった部分としては、外出の機会(病院・買い物)が減った。
ということでしょうか。
緊急事態宣言下では、病院やスーパーへの出入りを極力避けている方が多かったですが・・・
都会での自粛生活に比べれば、まだ、切羽詰まったものにはなってないのかもれません。
と、言うのも、
・海に潜れる。
・畑に行ける。
・石鏡町民同士であれば、マスクなしでもおしゃべりしている。
こういった、以前からの生活習慣を大きく変えなくて済んでいるからなのかな?と思います。
特に、海に行けばおかずは獲れるし畑に行けば野菜は収穫できる
半自給自足ができてしまうという安心感は大きいような気がします。
地の足の着いた生活の安定感とでもいうのでしょうか。
ただし、コロナ禍において、鳥羽市内の旅館・ホテルも不調で
そのために海女漁の操業は一か月以上遅れての6月8日からとなりました。
しかし、
その間の収入を持続化給付金でカバーできている海女さんが多いからか
悲壮感はそこまで感じられません。
逞しく、隙あらば海へ向かい、商売に精を出している海女さんたち
海藻のように少しづつ収穫してストックできるもの
アワビのように獲ってすぐ現金化できるもの
アラメの出荷がようやく出来た!
そんな獲物を常に追いかける姿は、やはりイキイキしていて若いし、凛々しい
世界情勢も不安定、コロナでも先行き不透明な世の中。
こんな状況だと、海女さんのような地に足の着いた生活は一番強いのかもしれません
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