皆さまこんにちは。

鳥羽市地域おこし協力隊の上田です。

 

今日は海女の行事・かづきおりについて。

先日行われたこちらの行事をリポートします。

夏磯が始まる前の2/16に、

八大龍神に海上安全や大漁祈願、商売繁盛を祈る行事です龍

 




私は去年の6月から潜り始めましたので

海女としては初めてのかづきおりでした。

 

何を用意していいのやら分からず、

先輩の大野さんに頼りっぱなしで用意してもらっちゃいました!

すみませんえーん

 

来年のためにも、用意してもらったものをまとめておきましょう。

 

餅かづきおりグッズ

お盆

一升ます(私は間違えて升酒のますを買ってしまった・・・)

コノミやカギノミ(海女道具)
菜箸
餅お供えもの(グッズに載せます)
小豆飯
丸餅4もしくは5個
なます
米と小豆とカット干し柿を混ぜたもの
人によってはいり子?煮干し?うお座
お酒日本酒
浜の石5個
 
来年は完璧にやろう!
 
この小豆飯が、4/4のおり合わせ(アワビ漁の直前でもう一回大漁祈願の行事)
ではぼた餅に変わるそうです。
 
さて、行事はお昼くらいに漁協で海女役員さんが喚いて(おめいて)始まります。
「竜神さんを飾ったので来てください!」
 
その掛け声でソワソワした海女さんたちが集まってきます。
 



最初は浜の堤防に
石2個、餅2個を重ねて置いて、
そこに小豆飯やお米を載せ、お酒を振り、海女道具でお盆のへりをコンコンと叩き
大漁祈願や海上安全のお祈りを口にします龍
 


次に漁協の一回に飾ってある龍神様に同じようにお供えを。
また、ここでは大きな鮑が2つ(夫婦かな?)置いてあり
それを触ったり、ノミで起こしてみたりして、
大漁しますように!!とお祈りします。
この時の海女さんたちは何だか嬉しそうで、キャッキャしてます音譜
 

そのあとは、もう一つある石柱やお地蔵さん、船がある方は船にもお参り。
 
こうした行事に参加させてもらう時、
海女という仕事は本当に大昔からあって、
変わらず自然に向き合ってきたんだと感じます。
このような素朴な祈りはとっても人間らしくて、
現代は都会に生きていると中々身近には見られないかもしれませんね。
 
 
 
 
うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座うお座
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