こんにちは、鳥羽市地域おこし協力隊・上田です。
弓引きの続き②です。
弓を飛ばしすぎたりすると、賑やかし役にセンスでバシバシ叩かれて
それが見物人の笑いを誘います。
昔は喧嘩に発展したこともあるとか（笑）
一巡しますと、今度は女形（今回はなんと河村たかし先生が！！）と
その旦那さん役の入場です。
かなり気合の入ったお化粧や衣装、これまた笑いを誘います。
女形が五穀豊穣や大漁祈願の口上を述べるのですが
昔のように「アワビも大漁」「ウニも大漁」・・・・と、
漁業周りだけというわけにはいかなく
色々な職業の方の大漁を祈願されているのが、時代だな～～と妙に頷けてしまいました。
この口上の最後に、村中の大漁を願い、わーーーっと拍手で締まるのですが
その時に、村が一つになるというか、そんな空気に満ちて。
私の生まれたザ・ベッドタウン千葉船橋では絶対感じられない空気です。
そのあと、また弓をみんなで射って回って終わるのですが、
その際に、ある射手の方は、神事に参加できた喜びと緊張で、涙していたそうです。
本当の意味で、この弓引きという神事は通過儀礼なんだと、
このお話を伺い感激しました。
それにしても国崎男に石鏡女というだけあって
ベッピンさんですね
